お月見の夜
今年の9月17日は「中秋の名月」で、美しい月が輝いていましたね。長く続いた暑さの中で、神秘的な月を眺めることで少し癒やされました。
中秋の名月は、古くから日本や中国で親しまれてきた行事で、旧暦の8月15日に秋の満月を楽しむ日です。中秋とは旧暦では7月から9月が秋となりその真ん中の8月のことで、更にその真ん中の15日のことをいいます。この時期は晴天が多く空が澄んでいるため「名月」と呼ばれています。
現在の暦では今年は9月17日でしたが、月の周期は約29.5日で毎年同じ日に満月が来るわけではなくて2025年は10月6日、2026年は9月25日になるそうです。
日本では「お月見」として、丸い団子で月をあらわした月見団子をお供えしたり、里芋やさつまいもを供える「芋名月」や、稲穂に見立てた「すすき」で米の豊作を願います。
また、次の満月の10月15日も「十三夜」と呼ばれ、両方の月を見ると縁起が良いそうです。この日には秋の収穫を感謝して「栗名月・豆名月」として栗や豆を供えたりするそうです。
そろそろチラシやカタログでも秋の彩りが並びそうですね。美味しい秋が待ち遠しいです。